派遣で勤続5か月でもクレジットカード審査は通るのか？│クレジットカード審査基準ガイド

特別企画：クレジットカード審査お悩み相談室

派遣で勤続5か月でもクレジットカード審査は通るのか？

派遣という雇用形態で働くひと達は、労働者派遣法に基づいて派遣先との取り決めが行われているため、短期契約になることも多く、勤続5か月程度の人がクレジットカード審査を希望するケースも少なくないと言われている。

ここでは「派遣・勤続5か月」という2つのポイントを中心に、クレジットカード審査に通る方法について解説していく。

勤続期間は長い方が良い！

クレジットカード会社では「継続的に安定した収入を得ているか？」というポイントを重視するため、今の勤務先で働いている期間(勤続年数)は長い方が良いとされている。

今回の事例では「派遣で勤続5か月」という少し短い期間となっており、申込者が今後も同じ派遣先に勤務する予定になっていて、「私はこれから2年間派遣として働くので・・」と思っていても、現段階の内容で判断するのがクレジットカード審査であるため、本人の私情を挟まず判断されてしまう現状では、審査に通りやすいとは断言できない。

もしカードを使うまでに時間的に余裕がある場合には、今の派遣先に入職してから半年から1年以上経ってから申し込みをした方が、クレジットカード審査に通る確率が高くなる。

派遣社員でもクレジットカード審査は通るケースが殆ど！

派遣社員は非正規雇用に属するため、一般的な雇用形態で分ると、契約社員、アルバイト、パートタイマー、フリーターなどと同じカテゴリになってしまう。

このような理由で「派遣社員の私は、カード審査に通らないのではないか？」と不安になる人も多いようだが、実際は派遣社員などの非正規雇用であっても、審査で重視される属性の年収、勤続年数、勤務先の企業規模、居住年数などの項目がしっかりしていれば、クレカ(クレジットカード)が発行された事例や体験談も非常にたくさん存在するのである。

派遣社員は同じ勤務先で働く期間が定められているワークスタイルであるため、継続的に働き続けられる正社員と比べれば、安定性という点で劣るのは明確である。

しかしクレジットカード審査では、派遣社員や契約社員は正社員に次いで安定性の高い雇用形態とみなされるため、一般的なカードであれば発行まで辿り着けるケースも多いと言えるだろう。

クレジットカード審査に不安がある場合は？

派遣社員として働いていても、年収が200万円以下となってしまうと、審査のスコアリングの際に最低ランクの2点しか獲得することができない。

カード会社では「返済能力があるのか？」を判断しているため、比較的安定性の高い派遣社員であっても、年収100万円、年収150万円という低すぎる収入額では、「この人は、返済ができるのだろうか？」という疑問が生じてしまう。

この他にも申込者が把握していた方が良い重要属性はいくつか存在しているが、万が一「クレジットカード審査に通る自信がない・・」という場合は、銀行系などの知名度やステータス性の高いところに申し込みをするのではなく、現在の自分の属性でも審査に通りそうな会社を選ぶことも、確実にクレジットカードを持つ道に繋がると言えるだろう。

勤続年数の低い派遣社員や、契約社員、学生や主婦でも申し込みができるアコムACマスターカードは、消費者金融系ならではとも言える柔軟性の高い審査内容で、様々な人がカード発行まで辿り着いている。

クレジットカードにはキャッシングやショッピングという借入用途だけでなく、ポイントや保険、買い物時の割引特典等が受けられる種類も存在するため、カード申し込みをする際には、これらのオプション重視のひと達も多い実情がある。