7、ネット申込みor書類申込み
ここ数年でクレジットカードの申込みがインターネット経由で行えるようになり、書類のやりとりや署名・捺印が不要になり、申込みから発行までのスピードが飛躍的に上がった。ここでは、インターネット経由での申込み手順と流れを解説する。
申し込み方法による違いとは?
従来、クレジットカードの申し込みは以下のような流れで行うものだった。
- クレジットカード申し込みの流れ
- 1、クレジットカード会社に電話連絡
- 2、申込み書を郵送で送ってもらう
- 3、申込み書に必要事項を記入
- 4、銀行口座振替依頼書(自動引落し)に捺印
- 5、運転免許証やパスポートなどの身分証明書のコピーを添付
- 6、クレジットカード会社に送付
ところが2001年4月より施行された電子署名および認証業務に関する法律によって、電子的な手続きが手書きの署名や押印と同等に通用するという法的基盤が整備された。これによりインターネット経由での申し込みができるようになり、従来の申し込み方法に比べて飛躍的に簡素化・スピード化を実現できるようになった。
つまり、インターネットでの申し込みは楽で発行が早いのだ。
| 申し込み方法 | 署名捺印 | 発行スピード | 署名捺印 |
|---|---|---|---|
| 書類郵送 | 必要 | 平均3週間〜1ヶ月 | 身分証明書のコピー添付 |
| インターネット | 不要 | 最短翌日〜平均1週間 | 本人限定受取郵便で確認 |
ペーパーレスな上に身分証明書も提出しないなんて大丈夫?
オンラインでの申し込みでは書類のやりとりが必要ない(一部必要な会社もあり)ので、身分証明書のコピーを添付して送る必要もない。
オンラインで申し込むと当日または数日以内に在籍確認(本人確認)の電話連絡がきて口頭での確認を行い、審査が通るとクレジットカードが送られてくる。では、どのようにして本人だと確認するのだろう。他人がその人に成りすましてカードを作ってしまうことも可能ではないか等、疑問がでてくる。
クレジットカード会社では本人限定受取郵便という特殊な郵便を使うことでこの問題を解決している。
本人限定受取郵便とは
本人限定受取郵便とは、郵便物をその本人に限って渡すという画期的な郵便サービスで、国の定める「※本人確認法」の基準を満たした唯一の手段である。
一言で、本来クレジットカード会社が行うべき身分証明による本人確認を郵便局が替わって行い、記録・保存するというものだ。
※本人確認法
架空口座による詐欺・資金隠しなどのマネーロンダリングを防ぐ目的で2003年1月より施行された法律で、銀行やクレジットカード会社などの金融機関が取 引を開始する際に、その本人が実在する人物であるかどうか身分証明書をきちんと確認し、記録・保存することを義務付けられたもの。
申し込んだあなた以外の人間がクレジットカードを受け取って悪用するということは限りなく起きない様に最善の注意を払っている。
本人限定受取郵便には2種類の受取り方法があり、クレジットカード会社によって違う。
| 種類 | 受取人への連絡 | 受取場所 | 本人確認 |
|---|---|---|---|
| 基本型 | 郵便局から通知書が届く | 郵便局の窓口 | 運転免許証、パスポート、写真付き住民基本台帳カード等写真付き公的証明書であれば1点 健康保険証等写真の付いていない公的証明書又は写真付き職員証・学生証等であれば2点必要 |
| 特例型 | 郵便局からの通知書又は電話連絡がくる | 郵便局の窓口又は宛先住所にのみ配達 | 運転免許証、パスポート、写真付き住民基本台帳カード、健康保険証等いずれか1点の公的証明書 |
クレジットカードの審査に関しての基礎的な知識や、その背景の考え方について解説してきたが、大体お分かりいただけたことだろう。
では「審査」とは、具体的にはどんなことをするのだろうか?
申し込み書に記入した(入力した)年齢や勤務先などの1つ1つの属性は実際にはどのように確認されているのか等、次はその細かい部分に焦点を当てて解説していきたい。
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